2020年12月29日火曜日

- 時代・ジダイ -

   2020年は暮れようとしている。

  パンデミックはこれまでの人間関係や個人のネットワークをも破壊され

  我々はいや応なしに家族という狭い空間に閉じ込められてしまった。

  フクオカ博士によればウイルスは生命の環の一部であり、起源は自然の

  一員である私たち自身にある・とのことです。共存するしかないのです。

  実は、私たちに最も近い場所にある自然は、私たちの身体です。自分一人

  で生きてるのではなく、自然物としての身体は、絶えず動的平衡を保ちつ

  つ、環境との間で相補的・利他的な相互作用をしています。私たちの消化

  管内に生息している腸内細菌は、かなりの部分は腸内細菌と消化管細胞の

  死骸で、絶えず壊されつつ作り直されているのです。

  時代は流れ・・最近の研究では腸内細菌は積極的に宿主の健康に寄与して

  いることがわかってきて、免疫システムに刺激を与え、免疫系の調整に関

  わっているという・・。


  人間の「生」は、常に自然環境や動植物、さらにはウイルスや細菌・

  微生物とのバランスの中で維持されてます。われらは本当に必要な

  ものは何か!・を見つめなければなない「時代」に、今あるのです。


       市内から少し離れた 潟上市「道の駅・ブルーメッセ」での

         今年のクリスマスツリーの様子です。    


       子供の頃から、クリスマスは最も楽しみな行事の一つでしたね!

       年齢を重ねた今でも気持ちは同じ・・ (^^♪




12月にオーダーいただいた革聖書カバーです。

    大き目サイズ ファスナータイプ・ワイン色「ぶどうイラスト」

       の上に、ひら仮名で御言葉を書きました。

         



  こちらも革聖書カバー ワイン色「お花畑」と紺色「無地」のものです。


          当方では2005年からブログを始め、お客様からのオーダーいただいた製

   品などの真を掲載いたしました。

      当HP写真には載ってない絵柄なども、新たにブログに写真を載せております。

      どうぞ ご覧下さいませ。


            ☆本年もご愛顧 誠にありがとうございました。  (*^^*)

  

 ☆くる年は明るく・楽しく穏やかな未来でありますように祈っております。☆彡~


 

2020年12月8日火曜日

- ホージョーキ -

     タイトルをカタカナで書いてしまいましたが、古典・鴨長明「方丈記」の

 ことです。高校時代に習ったことあったようですが・・何しろ勉強は苦手

 で読んだような記憶もなく 「日本三大古典であるゾ!」ということのみ

 知る程度・・あれから数十年前、自分の生き方を振り返るとき、この古典

 を知る。

「ゆく川の流れは絶えずして、長期同じ例はない。生まれたり死んだりする

 人々はどこから来て、どこえ去ってゆくのか。世間には予想もしない出来事

 をみることがある。人間の行いは愚かであるが、物事の道理をわきまえるこ

 とである。(ものの心を知れりし。)

”まったく予想もしない「コロナウイル禍」の現在と同じではないか "・・。


数百年前の時代と現代の社会 さほど変わりがない。教養を磨くには「典」

に目を向けてみるといい。

長い時間をかけて多くの人々が試行錯誤を繰り返しながら、命の進化と共に、

自ら考え行動する力を養ってきた。これが知識となり教養ある人間になれた

ように思っている。        出口治明「還暦からの底力」から

  





            先月撮った市内公園での紅葉です。



     例年 雪が降る今時期 花を咲かせる 庭の「つわぶき」です。





  先にオーダーいただいた大き目サイズの「革聖書カバー」になります。
    
バックのモデルは 裏庭で実をつけた「花梨」で、15個も実を付けました。



      今月になってから出来上がった 茶色「革聖書カバー」です。

        大き目サイズ(左)と小さめで薄いサイズ(右)です。

         お二人お客様のものを、同時に撮りました。





2020年11月12日木曜日

- おいしいせいかつ -

 季節は「秋」・秋といえばどうしても食欲がいやが上にもそそられる時期。
 新米でしょ、 野菜・果物・キノコ・ こちらでは、もう少しするとハタハタ
(海のさかなです)が 水揚 げされるんです

 子供のころから田舎で育ったせいかいまだに果物をナイフで切って食べる
 食べ方になじめない。田舎ではリンゴでも柿でも梨やぶどう・・果物はす
 べて丸かじり。四つに切った柿が皿に盛ってあって、小さなフォークで突
 き刺したりして食べたりするとおいしくない。ガブリとかぶりつく丸かじ
 りのほうがはるかに美味しい。・・
 
 読書の秋・東海林さだおのエッセイを抱腹絶倒しながら読んだり・・して
 おります。

   シアワセに過ごしておりますネ。・・・ ジブン  


       
    
  秋田市の美術館で7/18~9/6まで開催された「岡本太郎展」を観てき
  ました。    

 1970年の「大阪万博」(ナツカシィ・!)生命の誕生の「いのち」・
 自然と 闘う「ひと」・呪術の世界を想起させる「いのり」の3ゾーンか
 らなる。反近代的で、人間の根源に目を向けた岡本の政策意図が表れた空
 間であった。                          


         
        先にオーダーいただいた「ヌメ革」の聖書カバーです。           
     庭で栽培したホオズキもモデルになってもらいました。(*^^*)




      続いて2点同時にオーダーいただいた革カバーです。          
  ワイン色のもので、「十字架とぶどうイラスト」・「マリアイラスト」
 
  になります。


                               http://hatancho.moo.jp/biblecover/


          

2020年10月13日火曜日

    - オクトーバー -

季節は10月 もう秋・・。ひとは誰でもが、自分の生まれ育った古里を
ている。しかし里山で生きてる者たちは勿論、都会で生活する人々も
「コロナ」の影響もあり過疎化・少子高齢化で日本の将来を見通せないで
る。世界的シンクタンク「ローマクラブ」によるリポート「成長限界」
う本によると、人口増や経済発展が今のペースで続けば、資や自然
環境、食糧は限界点に到達するとの推論を示し、衝撃を与えている。「悲
な予測を現実のものとしないために重要な題が五つある。」として
るのが、資本主義・経済成長・民主主義・世代間の平・地球の気候
人間との関係・という五項目である。

「人口が減り、所得は横ばいという状況下で、いかにして人々の幸福感を向上させるか。日本は他国に先んじて直面しています。日本はこの問題に答えを出し、新しい社会像を作り出すリーダーになり得ると思います。」




        ↑ 先月 近くの河川敷で キバナコスモスを撮りました。
 


 
        ↑ こちらは 今時期も咲いてる普通の コスモスです。

 


    先月オーダーいただいた「ブックカバータイプ」の革聖書カバーです。
    写真のように、表紙と裏表紙 両面に絵柄入れてのオーダーでした。

       


    こちらは、他のお客様のオーダーで左開きの「革ブックカバー」です。
      帯をつけ、ホックで留めるようにしたものです。




2020年9月2日水曜日

- ジブン 人生のあるき方 -

何人たりとも予測できない不透明な世界が出現してしまいました。この未曾有

混迷と閉塞感に覆いつくされた日本の現状を鑑みるにつけ、出版社ポプラ社

成25年新書を創刊する際の挨拶文で「生きるとは共に未来を語り共に希

望をあえる状況を創ること」とし「未来への挑戦!」謳った。ジブンも

若かりし頃からいろんな分野の、また各著作者のものを読んで過ごし、我々

はいかに生きるべきか想いながら・齢を重ね今に至ってる。あれから7

のネット時代の今・グローバル化し、ボーダーレース化した世界的状況の裡

、既存の秩序がコロナウィルスの延でガラガラと崩れゆく。


ジブンは手作りの「革製品」をなりわいに数えきれないヘマや失敗を重ね、

きて数十年。 13年ほど前からはパソコンを駆使した今でいう「テレ

ワーク」。 このあつ~いさなか・一日のうちで何もしない無為な時間を

どれだけ持てるか・・ムダを悪徳と思うような現代において、これは大変

な贅沢な過ごし方だと思っている。



        先日TVで放映された 秋田・「大曲の花火」です。

今年中止になり 昨年の大会のTVで放映されたものを写真撮影しました。(*_*;
        





     秋田国際ダリア園です。今年も見事なダリアが咲きそろいました。



      先月オーダーいただいた大型の「革聖書カバー」です。

           こげ茶色の無地のものですね・・




    こちらも先月オーダーいただいたもので 左が大型茶色の「お花畑」
       
    右は両面絵柄のもので、グリーンの「つたの花」と「月と星」です。


                            http://hatancho.moo.jp/biblecover/ 


2020年7月31日金曜日

   - ディスカバー -

    今年の7月も もう終わりですね・・。
   当方では、全国各地にお馴染みのお客様も多くおられます。
      
   この前も九州 四国地方をはじめ福島・最上川地方など大変な水害に
   みまわれてしまい、心よりお見舞い申し上げます。
 
   秋田でも 今月は太陽が顔を出してくれた日は何日もなく・・しかし
   昨日よい天気に誘われ郊外に出かけてみました。



 人間は歳とともに当然変化する。 健康面だけではなく、今年の春以来の
 コロナの蔓延など、あらゆる状況で我々の上に降りかかってくる変革への
 衝撃。しかし、私たちは一生のうちに数回 または数十回ぐらい「マサカ」
 の事態に直面する。
     

「デスカバー」 先にも書いたように 今、日常の秩序が崩れる中で、
 これで普通だと受け入れてきたことの不合理さに我々は気づく。人間
 が自然を完全に支配しようとする試みは傲慢だと教えてくれる。
     



       こちらは市内の公園の池 一面に咲く「蓮の花」 
       もう お盆の時期ですね・・。





  
    先にオーダーいただいた大判タイプの「革聖書カバー」です。
       人気の「つたの花」絵柄になります。
          




    こちらは大判・ブックカバータイプ「革聖書カバー」(左)と
   ファスナータイプ・グリーン色の「革聖書カバー」(右)になります。
      こちらも 当初から人気の絵柄ですね・・。

                            
                
                                          http://hatancho.moo.jp/biblecover/


                  http://hatancho.moo.jp/

                            

2020年7月8日水曜日

- てつがくの路 -

物事を考えるにあたっては、本質を把握することがなによりも大切です。
世の中には今も不思議なことが沢山ある。好きなことを仕事にしてるくせに時々嫌になる事もある。


ジブンではこれまで、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを最優先に・・悔いなく生涯を送りたいと漠然と思っていました。
  
  
「自分の人生を振り返ってみると、不思議な縁に恵まれ、その人たちから大
  きな影響を受けてきたことにあらためて気づく。思いを巡らす中で自然と浮
  かんだのが、恩人という言葉でした。」  「現代の日本人の最大の忘れ物
  が、恩人という言葉に含まれているかもしれません。」
                         (宗教学者・山折哲雄さん)


「教養とは人生を面白くするツールだ。」と出口治明氏の本にもありました。 旅をしたり、人々は当然多くの体験をし、良い思い出も思い出したくない経験もします。空や風・川や魚をみて、虫や小鳥たちと・草花とも声をかけ合い、今 年齢を重ねるにつれ2013年の当ブログに記した「草木国土悉皆成仏」の哲学に思いを致しています。



      


            
      今時期は、各種「紫陽花」が狭い庭を占領してしまいます。
             

 
 
ひと 一人が通れるような小路でも、ジブンでは何かと貴重な「知識の宝庫」のなんです。
 
 



 
 
先にオーダーいただいた小型の「革聖書カバー」です。
 
ワイン色・両面絵柄のもので、この感じのものも好評ですね・・。
 

2020年6月20日土曜日

- ニューノーマル(新常態) -

     新型コロナ禍で世の中が一変した。
 そのポイントは「都市集中型」社会の脆弱性という点に関わっている。
 コロナ後の社会構想、いわゆる近づく社会の分岐点・・「都市集中型から分散へ」という
 方向こそが、アフターコロナの日本社会を考えていく上で最も重要な軸となると考える。

                                                  ( 京都大学こころの未来研究センター広井良典教授のコラムによる。)

 日本社会の未来の持続可能性にとってこれまでの一極集中「都市集中型」は社会の脆弱
 性という点からしても「地方分散へ・」という方向こそが、アフターコロナの日本社会を
   考えいくうえで最も重要な軸となると考える。
 
これまでのジブンの生活を例に挙げてみるとインターネットを利用し、地方にいてもさま
  ざまな形で大都市圏とのコミュニケーションや協議、連携が出来 仕事場などの地域的
  配置も分散的で、いわば、個人の生き方や人生のデザイン全体を含む、包括的社会だ。
 ”危機をチャンスに„という表現ががあるが、以上のように、「コロナ後」の社会構想の中
  心にあるのは「分散型社会」への移行にほかならないと考えるのである。




 
庭のバラが咲きました。いつもの年と少し違って 大輪の花びらで、数多くの花が
付き 枝が垂れ下がってきて支えのため、支柱など必要になってます。
 
 
 


  先日訪れた里山の「秋田杉」の美林。このあたりでは山菜が豊富で
     タラの芽から始まり、シドケ・あいこ・・・ 今の時期は「みず」(ウワバミ草) 
   が、一面に生い茂っております。森林浴に最高のひとときになります。  
   
 
 
 
我家の玄関にそびえる「キングサリ」 10年になります。
藤の花のようであり、アカシアの花のようでもあり・・甘い香りもだだよいます。
 
 
 
 
 
先日オーダーいただいた「革聖書カバー」です。
 
この度 濃紺の色で絵柄なし。これまでは紺色は手染めした場合塗りムラが目立ち
敬遠してましたが、新たな染料で中央をボカシて 回りの色を濃くし制作したものです。
うまく手染め出来、今後は紺色オーダーもお引き受けいたします。
 
 

2020年5月12日火曜日

-コロナウィルスと文明 -

          グローバル化した現代社会・・2月頃から猛威を極めている新型コロナウイルス禍も
   日本では5月に入ってから、感染者数が少しずつ減ってきたようです。
 4月に生物学者「福岡伸一」ハカセと「阿川佐和子」氏のウィルス対談記事や、人間を
 社会生活を孤立させてしまう脅威についてジブンの思いも記しました。
 その後TVを始め ネットで新聞でウイルスの専門家・医師・政治家・コメンテーター
 等々・議論 評論は今日まで毎日メデアを通して報道されておりますが、このあとの
 ジブン生き方や社会生活作りのよりどころになりそうなものは見当たりません。しかし
 今月になって、新聞で若い「哲学者 斎藤幸平」氏の論評 ”人名か、経済か?新型ウィ
 ルスが突きつけるジレンマ” に大変感銘を受けることになりました。
 

「これまで緊急事態法案を強引に成立させるなどしてきた安倍政権が、真の危機の瞬間に、
 対応の先延ばしを繰り返すのは滑稽でさえある。危機の瞬間に、政府が金銭給付を嫌が
 って、国民を救おうとしないというのは、端的に恐ろしい。」
「つまり、非常事態に噴出した医療崩壊や貧困といった社会問題は、非常事態だから発生
  したのではなく、日常では不可視化されていた矛盾や不平等が可視化されたに過ぎない。
  だが、ここには新しい社会を作り出す好機がある。日常の秩序が崩れる中で、今まで普
   通だと受け入れてきたことの不合理さに多くの人が気がつくからだ。」

  我々は世界的コロナ禍の前にも経済成長を優先した深刻な”気候変動”という危機
      に直面していた。危機を防ぐための、持続可能な大規模投資経済に移行しなけれ
      ばなりません。自分の国さえよければいいというナショナリズム的発想は愚かで、
      人間は自然を完全に支配しようとする試みは傲慢だと教えてくれる。新型コロナ
       ウイルス禍は、気候危機の時代に向けて、人類の連帯と自然との共生のための
       教訓を与えてくれているのだと考えるべきである。




         ライラックの花が咲き始めました。❃
            



  今時期は例年里山に入り 植物採取を楽しんでいます。(山菜採りです。) (^^;)
              
                               山菜採り・こちらは「あいこ」(ミヤマイラクサ)です。 
               
       秋田では山桜の咲く頃 ワラビなどと共に人気の山菜。
            くせもなく お浸し~汁の実等々、好んで食される。




        山菜採り・こちらは「しどけ」(モミジガサ)です。

       山菜の王様と呼ばれ 独特の香りがたまらない。お浸しが一番!
            


 
  先月にオーダーいただいたワイン色 「革聖書カバー」です。
 
     油絵 「高原の春」をバックにしました。


 
                                                                   
   

2020年4月26日日曜日

- 春の沈黙 -

     
   桜の花も咲き、あちこちに自生している野の花も自然界の流れに添う

  今 我々は目に見えない「ウイルス」の拡散の連鎖で、社会が沈黙して

  いる。福岡ハカセも申しておりましたが、我々は人類史上稀に見る大転
 
  換期に立ち会っており、世界はもう元に戻らないかもしれない。・・と。

  私たちは別の生き方を考えるべき時に至ってる。



 「コロナ危機 そんな中でも若葉萌え」 こんな川柳を記事で見かけました。 ^_^;




       もとの日常が戻る日を・人間どうしと 人と草花と、動物や小鳥
       たち お魚や虫たちも・・向き合って話をする、会うことの素晴
       らしさを 自然を実感できるように願っております。
            




          先日オーダーいただいた大き目の革聖書カバーです。

    お揃いのサイズでペアのものです。(裏表紙にはそれぞれネームを入れてます。)
       
 
 

 
皆さま 新型コロナウイルスの折り くれぐれもご自愛ください・・。
  
 
 


 
 

2020年4月18日土曜日

- グローバリゼーション -

          
   新型コロナウイルスによって、グローバルコミュニティーが崩壊しかねない
   状況に追い込まれております。
   このウイルスが社会的に脅威なのは、人間を孤立させてしまう強力な力が
   あるからです。人と人とが物理的な距離を取らないといけない コミニュティ
   から離れ、家で独り仕事をし、家族にすら自由に会いに行けない。無症状
   でも感染の恐れあり、誰が感染してるか分らず相互不信をあおり、あらゆる
   社会的連帯を阻む。しかし何年かかるか分らないけれどいつかは収まり確
   実に終息があると思っている。ジブンは「人間」を「自然」を信じているからです。



          昨日 あまりの快晴にクルマで外出してきました!

    不要不急・自粛の春・・しかし梅も桜も自然に開花します! (秋田市内)



              こちらは 秋田市から40キロほど南方面 由利本荘市より・・
                                                                                   桜の花とまだ残雪の「鳥海山」です。


  こちらも 秋田市内の桜の名所。いずこも「露店」は禁止され寂しげです~・・


       


          今月に入ってからオーダーいただいた「革聖書カバー」です。
       ワイン色ファスナータイプのものですが、表・裏両面絵柄入りで制作!
         
             お客様からもとても喜んでいただきましたぁ~。



皆さま 新型コロナウイルス充分お気を付けください・・。
  
 
 

2020年3月26日木曜日

- ウイルスってなんなの? -

   ご存知のように 新型コロナウイルスの感染が世界各国猛威拡大
  東京五輪・パラが1年延期になった。

  先月 生物学者「福岡伸一」ハカセと「阿川佐和子」氏の対談記事を
  興味深く読んだ。「感染症」というのは本当は存在しないんです。ウ
  イルスは、昔からありとあらゆるところにいっぱいいます。新型コロ
  ナウイルスが私たちの身体に侵入してきたとしても、病気になる人も
  いればならない人もいる。人間の体に病原体が入ったときに、どう反
       応しているかという体のレスポンスを注視しないといけない。新型コロ
       ナウイルスはSARSの変型版だからどこかに潜んでいたものが勃興し
       たわけです。数年後はインフルエンザは日常的な病気になるという事で
  しょう。我々の体の内外にはありとあらゆる雑菌やウイルスが棲み着
  いて、それは外敵でも寄生体でもなく、共生者といえるものです。
  なぜこれまで知られていなかった病気が急に勃興したかというと、必ず
  人間の行為が裏にある。新型コロナウイルスは元々野生動物の体に棲み
  着いていて、しかし動物には危害を与えていなかったのに、人間が生活圏
  を広げ開発を行ったことで、これまでは存在していた生態学的なバリアが
  なくなり人間とウイルスの距離が近くなったことが原因でしょう。


それでは私たちは具体的にはどうすればいいのでしょう・・。
 ハカセは申されました。「免疫システムの大敵はストレスなので忘れることですね。万物
 は動的平衡なので、良いことも悪いことも、ウイルスも病気も命さえもいずれは流れ流れ
 て行きます。」
苦にするなって事?
 「その通り。苦にするとコリチゾールというストレスホルモンの分泌を促すんですね。
 これ「戦え!」とか「逃げろ!」って命令を出すのでその分、免疫システムがシャット
 ダウンされちゃうんです。ちなみに免疫システムというのは、進化の長いプロセスで編
 み出されたもので、人間の場合はどんな病原体がやってきても戦えるように百万種類
 くらいのランダムなミサイルを用意してくれているんです。」
じゃあ、今後日本人は新型ウイルスに対して強くなるってことですか?
 「そうそう。ただ高齢者は免疫システム自体が弱っているのと同時に、調節がうまくいか
 ない場合が多いので注意しなければならないでしょう。」

★「ハカセ」と阿川氏の対談を読んで、とりあえずジブンも安心したような、合点がいった
 ような・・ しかしながら私たち人類は自然界からのリベンジを受けているのであると思
 っている。   

 
  
秋田市内から仰ぎ見る 今日撮った早春の「大平山」
このクッキリ感は・・明日は雨かな・・? 
 
 
 
庭に咲いた福寿草です。
 
  
 

 
先日オーダーいただいた「革ブックカバー」
無地のワイン色 スッキリ感がいいですね!
 
 
皆さま 新型コロナウイルス充分お気を付けください・・。
  
 
   

2020年2月25日火曜日

  -デジタル脳 -

              いま私たちの脳は、急速に変化しつつあるという・・。
   つまり「紙の本」の脳から、「デジタル脳」に変わりつつあるのだとのことだ。

  いま起きている脳の変化と文化の変容はのスピードは、古代ギリシア文明の初
  期に起きた「口承文化から書き文字文化」への移行に匹敵するほどの大変化で、
  いま人類は歴史のわかれめの時代を生きているのであるという。
  だがそれは、片方の道を選んだら、他方の道のは行けないということではない。
  私達の「脳は空より広い」、「海より深い」のだ。「脳はちょうど神様と同じ重さ」
  なのだ。
  脳はあらゆる、どのような変化をも受け入れるだけの強さを持っているのである。
  今 人間の歴史を引き継ぐ者としては、デジタル脳と文字解読・表現脳は分解する
  ことはできない。脳の認知リングも、感情リングもつながりがあって、一体のものに
  なっている。私たちの脳は毎日34ギガバイトの情報の出し入れを行っている。それ
  が情報人間としての我々が一時も休まず行っている「生きる」ということの実態なの
  だという・・。我々の脳は、デジタル能力と文字能力を均等に持つ「脳」として働い
  てきたし、ますますそうならざるを得ない、ということである。




                                          秋田市内 道の駅「あきた港」
      セリオンリスタ・ドーム内の公園 今年も暖冬で、すでに満開の八重寒紅梅


       
 
先にオーダーいただいた 仏教「革聖典カバー」です。ブックカバータイプ)
このお客様も何度目かのご注文で・・ オリジナルの緑色が鮮やかです。
 
 
 
 
こちらはペアでのオーダー、「革聖書カバー」と
「ブックカバータイプ・聖歌カバー」(ベルト止め付き)になります。
各「御言葉」を手書きしました。
 
 

2020年1月26日日曜日

- 因果応報 ‐

     
 ジブンの子供時代は誰言うとなく、過去の善悪の業によって未来の果報が
    生じる、と教えられ、戒められてきた。過去の人生を振り返ってみる時、
    ありとあらゆる場面にこの因果の法則が働いていることに気づく。

  新しい年を迎えたが、最近の社会は心がザワザワする出来事が多すぎると思っている。
 子供の虐待、若者の考えもつかないような犯罪・・かの国のリーダー等が選択しようと
 している戦争への道など・・日常の中にこのような非日常が勝手に入ってくるこの社会
 がどうもおかしい。おかしい背後には因果の法則を無視した考えがあるのではなかろう
 かと思う。「人間は生きものであり、自然の一部である。」人間が、生きものであると
 いう点では地球上に数千万種といわれる生き物たちのすべてと共通するメカニズムで動
 い ているのであり、それを忘れてはいけない。人間特有の能力はあり、それによって作
 り 出 してきた文明もまた人間を考えるうえで重要である。
  
 小さい頃から「自然界の中には精霊がいる」と無意識の中でアミニズムを認識してい
 たように思っている。現代社会のありとあらゆる場所と出来事全てにこの因果の法則
 が関わっていて、知らず知らずのうちに、社会全体がとんでもない後戻りのきかない
 ような方向に走ってしまわないよう、人間が生きものとして日々生きていくことを大切
 にする というあたりまえのことを考えている。



                                                                          
                                                     1点目は秋田市内の様子 

       今年の北国はまれにみる暖冬で、雪はなくスキー場の利用者や
       除雪作業を請け負う業者さんや、その他それはそれで大いに困った
       状況になってるようです。

      

 
 
  2点目は千秋公園下にあった旧県立美術館を「新美術館」から撮ったものです。
愛着もあった古くなった建物ですが、今は解体のため足場を組んでいよいよ
作業に入ります。「新美術館」の建物2階のベランダ箇所は池のように水が張
あり、春夏秋冬・写真のように水面に反射した公園の景色も楽しめます。
 
 
 
 
先にオーダーいただいた大判タイプの「革聖書カバー」です。
 
ファスナータイプ、両面に絵柄を入れたものでカバーを開いて撮りました。