東京五輪・パラが1年延期になった。
先月 生物学者「福岡伸一」ハカセと「阿川佐和子」氏の対談記事を
興味深く読んだ。「感染症」というのは本当は存在しないんです。ウ
イルスは、昔からありとあらゆるところにいっぱいいます。新型コロ
ナウイルスが私たちの身体に侵入してきたとしても、病気になる人も
いればならない人もいる。人間の体に病原体が入ったときに、どう反
応しているかという体のレスポンスを注視しないといけない。新型コロ
ナウイルスはSARSの変型版だからどこかに潜んでいたものが勃興し
たわけです。数年後はインフルエンザは日常的な病気になるという事で
しょう。我々の体の内外にはありとあらゆる雑菌やウイルスが棲み着
いて、それは外敵でも寄生体でもなく、共生者といえるものです。
なぜこれまで知られていなかった病気が急に勃興したかというと、必ず
人間の行為が裏にある。新型コロナウイルスは元々野生動物の体に棲み
着いていて、しかし動物には危害を与えていなかったのに、人間が生活圏
を広げ開発を行ったことで、これまでは存在していた生態学的なバリアが
なくなり人間とウイルスの距離が近くなったことが原因でしょう。
★それでは私たちは具体的にはどうすればいいのでしょう・・。
ハカセは申されました。「免疫システムの大敵はストレスなので忘れることですね。万物
は動的平衡なので、良いことも悪いことも、ウイルスも病気も命さえもいずれは流れ流れ
て行きます。」
★苦にするなって事?
「その通り。苦にするとコリチゾールというストレスホルモンの分泌を促すんですね。
これは「戦え!」とか「逃げろ!」って命令を出すのでその分、免疫システムがシャット
ダウンされちゃうんです。ちなみに免疫システムというのは、進化の長いプロセスで編
み出されたもので、人間の場合はどんな病原体がやってきても戦えるように百万種類
くらいのランダムなミサイルを用意してくれているんです。」
★じゃあ、今後日本人は新型ウイルスに対して強くなるってことですか?
「そうそう。ただ高齢者は免疫システム自体が弱っているのと同時に、調節がうまくいか
ない場合が多いので注意しなければならないでしょう。」
★「ハカセ」と阿川氏の対談を読んで、とりあえずジブンも安心したような、合点がいった
ような・・ しかしながら私たち人類は自然界からのリベンジを受けているのであると思
っている。
秋田市内から仰ぎ見る 今日撮った早春の「大平山」
このクッキリ感は・・明日は雨かな・・?
庭に咲いた福寿草です。
先日オーダーいただいた「革ブックカバー」
無地のワイン色 スッキリ感がいいですね!
皆さま 新型コロナウイルス充分お気を付けください・・。