2018年8月28日火曜日

- フィーバー  -


                            秋田のこの夏はまれに見る酷暑であった。
                          先日第92回全国花火競技大会(秋田大曲の花火)が開かれました。
          
       県内外の花火業者27社が 割物・自由玉、多種類の花火でテーマを
       表現する創造花火を打ち上げて完成度や独創性を競った。
       夏の夜空いっぱい 光と音の絵巻が繰り広げられ NHK TVでも
       毎年 実況中継されており、多くの人々が楽しんだことでしょうね。 
       花火大会の来場者は、昨年より1万人多い75万人と発表されました。 
   
       自分は今年も会場には行けず TV中継で見るのみでした。  (^^;)
        



            2枚とも TV画面を写真に撮りまし(^^;)


 
 
 
 
さて  今年の酷暑に救いをもたらしたのが、我 秋田「金足農」の高校野球
夏の甲子園大会準優勝という旋風であり、涼風でもありました。
この「フィーバー」は全国 多くの人々に暑さを忘れさせたのみならず、自分の
アイデンティティを問い掛けたように思われた。テレビは優勝校よりも「金足農」
大躍進という話題に多くの時間を割き、同校や秋田についての実に多くの
が日本中に拡散した。
地域密着型の農業高校が、全国から才能ある若者を集めた強豪校チームを次々
と打倒し、準優勝までこぎ着けるという「奇跡」を成し遂げた活躍に、秋田と何の縁
ゆかりもない人々の心をも揺さぶり、「雑草軍団」は2ランスクイズなどの鮮烈な印象
と共に爽快感をもって受け止められたのである。 (佐々木 毅氏 のコラムを参考にしました。)
 
 


 
 
 
 
 
                 調度 この頃オーダーいただいた「革聖書カバー」です。
         「金農」の号外新聞をモデルにした写真です。
       
人口減少など芳しくないニュースが多い地方から、果敢に挑戦する若者たちが登場したこと
に、日本国中が驚き、あるいはその逞しさに感激・応援したくなったことでしょう・・。
       
 当地は秋田国際教養大学・美術大学など、学力向上にも大きな力があり、秋田の存在
 をどう生かしていくかどう活用していくか、・・我々大人にも大きな課題があるのです。

                                          http://hatancho-b.blogspot.com/  
               
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2018年8月11日土曜日

- 風景の時間 -

  これまで人々は、またジブンは どんな風景を歩いてきたものでしょう・・。
  美しい風景のなかを歩いたり、心洗われる風景に出会ったり・・また何の変哲もない
  風景のなかを通ってきたと思う。
  たとえば、秋田では今頃 夏の暑~い盛りでも、郊外を歩くと 何かの草(雑草)が
  わがもの顔で・・ガードレールのついた道にさえ生えていて、それはまさに殺風景
  そのものである。
  小説「七人の乙女」に「その辺はちょっとした小型の高い高原のような場所だった。」
  とある。「小型の高原」とは美しいが、実際には、普通の高台だったかも知れない。
  描かれると姿を変える。特徴を身に付けるのである。
  こうした地味な風景があることで、言葉が生まれ、思いも生まれた。人から見放され
  たかのような風景にも意味があるのだ。人はみな、それらと一緒にとても長い時間
  を過ごしてきたのだ。そんな風景を目にすると、そばに行って話のひとつも聞きたく
  なる。家族はいるのか、友人はどうか、将来は何になりたいのか・・。心境を知りた
  い気分になる。心の深いところで親しみを感じることもある。でもそれ以上のもので
  はない。特別なものではないからだ。そんな気持ちで、今日も風景を見ている。
                           現代詩作家「荒川洋治」氏の随想から




       秋田市内の公園口での睡蓮の花。写真奥は秋田駅西口になります。


 
 
 
先にオーダーいただいた 「革聖書カバー」です。
相変らず人気の茶色「つたの花」

 

        革聖書カバー・茶色 「横向きの羊 イラスト」と・・
        となりは、かなり小さ目な携帯電話の革ケースもモデル
        になってもらいました。


      別々のお客様ですが、この暑さの夏・色々と仕事しておりますョ!。 ^_^;