2018年2月26日月曜日

-意識と感覚 -

動物と違い、ヒトの意識は他者と「同じ」 ことを共有しようとする癖があるのだという。
その意識は、意味があると考えるものだけを選び取り、自分が分からないものを
「意味がない」と排除してきた。そのことが、社会のさまざまな弊害の遠因になって
 いるように見える。解剖学者・養老孟司さんの新著刊行によせて語っておられます。
 
言葉を持たない動物は感覚優位で生きている。感覚で変化を察知できなければ自然環境
に順応できず、危険から身を守ることができないのである。高度に発達したヒトの脳だけが
「イコール」という概念を理解できたため、言葉を獲得し通貨という約束事が成立し得た。
人工物の塊である都市はすべて意味のあるもので造られており
「だから都会は脳化社会、脳というのは、つまり意識。人間しか都市はつくらない。」 
 
人間が本来、生物として持つ感覚をないがしろにせず、意識と感覚の問題を
少し頭におくだけで、将来もっと生きやすい世の中になるんじゃないかな・・と。
 
 
未だ雪を頂いた、あきた男鹿の「寒風山」 
てっぺんに回転展望台があるんですよね・・春が待ちどう~しい!
 
 
 
先日オーダーいただいた「革聖書カバー」茶色「ぶどうイラスト」です。
となり、鉢植はコーヒーの木。かなり成長しました。
 
 
 
 
 
 
「聖書カバー」 の検索で、画像をクリックすると 時々当HPなどの画像の他に
過去 当方で「革カバー」をオーダーされたお客様が、ご自分の「ブログ」など
投稿した写真が「革聖書カバー」の検索画像に載ってることがあり、かなり
以前のものであったりすると、懐かしさにとっても感激していまったりして・・。
 
最近お越のお客様は勿論・10年以上も前のお客様も・いつも感謝致しております。m(__)m