2014年12月11日木曜日

  ☆未来を明るく輝かす!

ノーベル賞授賞式が各メデアで報道されている。
今年の日本人3氏の「青色LED」発明での受賞は、マララさんカイラシュさんの「平和賞」と共に文字通り明るい未来を輝かせる。

巷では 経済成長だアベノミクスだと「衆議院選挙」が話題だが、小生近頃は買う物もないし外食もしない・いわば非国民か・(笑)。経済がこの世の全てではないだろうに、消費税の先のばしについて信を問うという・・しかし選挙の目的は議論を軽視し、トップダウンで物事を決め、異論を聞くよりむしろバッシングしていく「非民主主義」 ひたすら政権延命が第一であろう事を感じています。


          革の「シガレットケース」と革の「飾りビン」



 
手帳タイプの革「スマホケース」と「パスケース」




2014年12月8日月曜日

 ☆ ハタハタの季節 ~

秋田では冬の雷鳴が轟くころになると、古くからハタハタ接岸の合図といわれてきました。
ハタハタを表す漢字には二通りあり、魚へんに神と雷です。  
この時期、産卵のため沿岸に群れをなして打ち寄せる「神様の贈り物」がハタハタである。

ハタハタを鍋に入れて漁醤(しょっつる)で味わう・。身は淡白で、軽く箸を当てるだけ
で身がほぐれ「ぶりこ」や「しらこ」をお腹に、キラキラと輝く「海の幸」は優しいしょっ
つるの香りが 鼻に抜ける・・。特にハタハタが抱いてる卵(ぶりこ)がプチプチと口の
なかではじける・・。箸ですくうと山芋やオクラのように糸を引いている。
 
このネバネバと糸の引くハタハタは地元でなければ食べられない。
今が旬!まさに「秋田名物」 逸品なのである・・。
 

2014年11月3日月曜日

  ☆ーピカソ「青い鳩」-

   木の葉は色めき囁き合いつつ散りしく。朝夕の風は露を含み、町すべてを静か
   に潤す。昼は澄んだ空気から清らかな光りが差し、日本の秋は美しい。しかし
   秋は足早にゆきつつある。
   実りの秋、読書の秋、芸術の秋。もの思う秋・・とまあ賑やかでもある。
 
   パブロ・ピカソは作風が目まぐるしく変化した画家として また版画や彫刻など
   も制作し、最も多作な誰もが知っているスペインの美術家である。
    旧約聖書「ノアの方舟」の話の中から、鳩は平和のシンボルとして神から信託さ
   れた方舟を作り、動物たちを救ったノアは、「洪水がおさまると方舟から鳩を飛ば
   し、その鳩がオリーブの葉をくわえて帰って来たので、洪水が終わったことを知っ
   たという。つまり、洪水に覆われていた大地から水が引き、どこかにオリーブの木
   の芽が発芽したことが分かったのだ。鳩が平和のシンボルになったのは、この旧
   約聖書に求められる。また、鳩がオリーブの葉をくわえる図像として今日有名にな
   ったのは1949年にパリで開催された「パリ国際平和会議」にピカソが「平和」のシ
   ンボルに鳩をモチーフとして使ったことに始まる。その後ピカソは「オリーブの葉
   をくわえた鳩」シリーズの絵をたくさん描いている。
 
 

 
 オーダー品・ ピカソ「青い鳩」 を模写した革聖書カバー (グリーン)

 
 

2014年10月21日火曜日

  ☆ ~山のルビー~

食の喜びを実感する季節になりました。
秋田では新米をはじめ クリ、ぶどう、ナシ・・サンマなど秋の味覚は多彩である。

毎年楽しみにしてるのが 香り豊かな天然のキノコ類だ。
もうすでに山の「舞茸」をはじめ はたけしめじ、サワモダシ、あみ茸・・
それに「やばいから口にするのはやめた方がいい」と言われてたスギヒラタケも食した。



          写真は 山菜「ミズ」(うわばみそう)の実です。


 「みずの実」は夏後半から、「ミズ」の枝の根元に付く「むかご」で「みずのコブ」と
も言われます。

「里山愛好家」の自分は、夏の終わり 沢伝いの渓流筋で深緑の「ミズ」の繁茂す
るそこここで大豆程の大きさからそら豆ほどの大きさの 朝陽に照らされたま~る
い赤茶色の「ミズのこぶ」を多量に目にし、あまりの輝くような美しさに 10年程前か
のルビーと名付けてました。
「みずのコブ」は、ルビー色から ゆがくとオリーブ色になります。6月から採れる山
菜「ミズ」と同様に 食感はくせがなく、あくもない「サクッ」していてぬめりがあり
「トロッ」として不思議なおいしさがあります。
お酒のつまみは勿論 きゅうりなどと共に一夜漬け、肉や魚との煮物料理、マリネ・・
etc どんな料理にも合いますので箸が止まらなくなり、秋田では最もメジャーな山菜
です。

雪が消える頃から、秋の「キノコ」が終わるまで、車で数十分 毎年春から里山三昧で
スタート!あくまで「植物採取」です。・・ (^_^;)
それぞれ「山の幸」に恵まれている。・・ いい環境に住んでるなあ、ジブン。


2014年8月3日日曜日

   ~涼しくなりたい・・~

秋田でもいよいよ夏本番!陽ざしは日を追うごと
 
厳しくなり うだるような暑さが続く。夏はきら
 
はないし 夏が暑いに決まっている。しかし
 
こうては涼しが恋しい・・。秋田は自然
 
庫!! 海や山、湖・湧水・洞窟・大滝等々・
 
例年2~3箇所・ひんやりスポット」に出かける。

最近 特に都会に暮らす人々の自然志向の高まりは
 
エネルギー問題をはじめオーガニックな食品から自然
 
環境まで多岐にわたりその価値を高めてきてるとい
 
ている。  秋田に暮らしていても実際にトレッキ
 
ング(たんなる山歩きでも・・)など 心地よく自然の
 
リズムの中で実体験している人は意外少数ですね~・・ 
  
いざ、涼を求めて!! あなたも「ひんやりスポット」へ・・
   
 
 

オーダー品 「ピッケルの革カバー」 
 


秋田の登山家 Y氏 からのオーダーで、十数年も使い込んだもののようです。
 

 
 

2014年5月22日木曜日

  -山 笑う・・-

北国「秋田」も 今年の春の訪れは例年より早かったように思う
 
5月の始め 里山の山桜が咲き 木々の若葉が淡い黄緑色
薄桃色の木の芽が萌える頃の 微笑みかける「山笑う」写真です。


  今は爽やかな青空に映える眩しい新緑の季節・・「青葉若葉の
       
  陽の光」。

  この時期 新緑鮮やかな里山を 植物に目を向けたり 菜を

  採ったり すてきな鳥のさえずる山道を、山の雰囲気を満喫しな

  がらの山歩き・・

  夕食の一杯は、収穫した山菜「あいこ」・「しどけ」など・・

   「秋田に生まれて
ほんとうに よかった!」    (*^。^*)



 
           

2014年4月2日水曜日

   ー 春だなあ~・・ -

         ☆桜前線が日本列島を北上している。
         今年、秋田市の公園でのお花見は4/18日から始まる。

   はかなげで、頼りない花がけぶるように開くと、落ち着かなくなり、

         桜は日本人にとっては特別な存在ですね~・・。


      
  こちら今時期、ふる里の風景に「雪形」がある。遠くの山々や近くにある
「太平山」の山に現れる、山の雪と地肌のコントラストにより「馬」や「鶴
  などの、自然現象がそれである。
 「雪形が見えたら、種もみを水に浸せ」など、厳しい冬を乗りこえて迎えた
  この時期は、自然を相手にする農事に結び付けたりした先人の観察力と感
  性には、あらためて感心させられます・・。
  
雪国に暮らす者にだけ届く、山からの癒しのメッセージでもありますね。
   

  待ち焦がれてた春がようやく訪れました・・。♪:・~
      

 
        黒の革聖書カバー」と「十字架」のキーケースです。



2014年3月7日金曜日

     今 未来の栄枯盛衰を・・

   ソチ オリンピックに沸いた2月の日々 若きアスリート達の活躍に心が躍った。
   しかし結果がすべて数値化されるスポーツの過酷さも感じてしまう。
   何年にもわたり ストイックな競技生活を続け オリンピックで思うような結果出せ
   なかったとしても数値やデータに回収されない、テレビ画面などでは見る事のでき
   ないものにこそ目を向け人間として大きく成長できると あらためて意識させられ
   るひとときでもあった。
          
  秋田ではこれまで2~3年、お彼岸頃まで春の足音もない過去があったが、今年は
  2月末で降雪がピタリと止み 「これぞ小春日和」という日があったりしますが・・
  県南部はやはりまだまだ雪は多い。

  月が変わり「弥生3月」・・
  あの3.11東日本大震災をめぐる追悼の季節 4年目・・また 過去を振り返る時期
  を迎え、あらためて大きな疑問が湧き起こる。

  作家「野坂昭如氏」は新聞のコラムで以下のように述べている。
  かつて日本は世界に冠たる資源小国だと原子力に飛びついた。
  その背後には「政治」の力が絡んでいた。むやみにエネルギー危機を言い、資源の
  ない国の宝、経済の発展に欠かせないものだと煽った。
  3年前の東日本大震災は日本に大惨禍をもたらした。
  便利な暮らしをそのまま続けるにはどうしたらいいのか。新しい思想で新しい技術を
  生み出し、遠い未来につなげるいいチャンスなのに、体質はついぞ変えられず人々
  の関心は景気や経済にあり、政治にかかわる者たちは自己保身ばかり・・
 
  人々はなぜ「福島」で起きた原発事故の悪夢から何一つ学んでいないのか?
  「絶対」と信じてきた事柄が、足元から揺らいでるという事に・・。
 
  当たり前だと思い込んできた日常がいかに脆く、いかに危険と隣り合わせであるか、
  よく判った。
  価値観が揺らぎ、常識が消え、本来の人間としての自覚を取り戻したと思ったはず
  ではあった。

  私たちは今 未来の栄枯盛衰をもっとよく考えてみた方がいい。

 
               

        オーダー品 「革聖書カバー」と「革ブックカバー」



  

2014年1月30日木曜日

   ~華麗(加齢)なるにちにち・・~

☆「今年はどんな2014年になるのか!」・・新年を迎えるごとに歳神様から また一つ歳をいただく。
最近知りました!。竹内まりやさんのとても素敵な詩・・”ひとつひとつ「人生の扉」を開けては感じるその重さ”
”信じられない速さで時は過ぎ去る。”長い旅路の果てに、輝く何かが 誰にでもあるさ。 ”私は信じてる 人生って素晴らしい” ♪~

 「成功者できる人はコンフォートゾーンに安住せず そこから抜け出さなければい」
 と新聞広告で見ました。
 若い人達向けのモチベーション・アップの格言でしょうが・・
 コンフォートゾーン・って「快適な環境」・・でしょうから 今小生にはこのゾーンが
 「安住できるところ」なんです。(^^♪
 どんな人にも間違いやら失敗やらたくさんあるものですし 苦しい事・嬉しい事もあり
ますね・・
 その どれも一つ一つの出来事が、刺激に満ちた営みであって、自分自身の体験が自ら
の「愛すべき営み」であり「知ることの快楽」となって今に至ってるような気がします。

今 歳を重ねるようになる事を自覚するほど 楽しんで仕事をするようになりました。   

But I still believe it's worth  living ♪・~・・メデタシ、メデタシ・・(*^。^*)

     

         「お花畑」の「丸小銭入れ」と「ペンケース」 縦型とよこ入れ・・

       これまでもいろいろなオリジナルな革製品を製作してきました。




2014年1月8日水曜日

~御めでたい!”山繭”・・ネイチャー~

                     明けまして おめでとうございます!。

         この時期 小枝にぶら下がっているうす緑のものは、”山繭”です。
         蛾(ガ)の一種、ウスタビカの繭(まゆ)です。
        
            

         実は去年の暮れ少し雪が降った頃、車で林道を通ったとき高い木
        の枝に 鮮やかな黄緑の山繭3個を目にすることができました。
         
        当地域では昔から山繭を幼児の着物の襟に付け子どもが健康で、
        風邪を引かないように魔よけにしたり・・
        我が家でも早速起物として家内安全、無病息災を祈って玄関
        に飾りました。(*^。^*)
     
        自然とかかわり 物にも思いを寄せて思いを陳べる
        自然をあがめ、慈しみ、四季の移ろいを愛でる。
        生きとし生けるものと共生し 己が生きて生かされてることに感謝しな
        がら・・・ 
       
        さあ~ 今年も未知の自分を探る冒険に・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
        ものをつくり、つくられる人生。  シュッタツ!じゃ~~~ (;一_一)