近代科学技術は人々の豊かな生活を支え、私たちも多くの恩恵を受けてきた。
タイトルは日本の仏教独特の思想とされてるものです。
さんが哲学者 梅原猛西洋哲学にどこか行き詰まりを感じ 新たな「人類哲学」を構築する書は 「近代技術は人々の豊かな生活をさえ、日本人も多くの恩恵を受けてきた。だからこそ西洋文明を批判するのではなく、それを救うような哲学を打ち立てる必要がある」「自然破壊を容認する哲学は、もはや未来の人類の哲学として通用ししません。」と断じ、約半世紀にわたる日本研究から、その指針とて見いだしたのが 「人間だけでなく、草木や大地まで 生きとし生けるものと共生する哲学」 から「山川草木悉皆成仏」とも表わされています。
「理性の役割とは何か。科学技術はどこが正しくて、どこが間違っているのか。」 長きにわたり第一線を歩み続けてこられた知識人たちが、積み重ねた年月と活動の先に、今 新たな地平を切り開こうとしている。