2013年12月10日火曜日

草木国土悉皆成仏( そうもくこくど しっかいじょうぶつ)


近代科学技術は人々の豊かな生活を支え、私たちも多くの恩恵をけてきた。
タイトルは日本の仏教独特の思想とされてるものです。

 さんが哲学者 梅原猛西哲学にどこか行き詰まりを感じ 新た「人類哲学」を構築する書は 「近代技術は人々の豊かな生活をえ、日本人も多くの恩恵を受けてきた。だからこそ西洋文明を批判するのではなく、それを救うような哲学を打ち立てる必要がある」「自然破壊を容認する哲学はもはや未来の人類の哲学として通用しません。」と断じ、約半世紀にわたる日本研究から、その指針と見いだしたのが 「人間だけでなく、草木や大地まで 生きとし生けのと共哲学」 から「山川草木悉皆成仏」とも表わされています。

「理性の役割とは何か。科学技術はどこが正しくて、どこが間違っているのか。」 長きにわたり第一線を歩み続けてこられた知識人たちが、積み重ねた年月と活動の先に、今 新たな地平を切り開こうとしている。